設備案内
当センターでは心臓をはじめ循環器領域の高度な医療を支えるため、血管撮影装置はもちろん、血管内超音波装置といった診断機器や、危険な状態でも可能な限り患者さんの命を守れるようにPCPCSやIABPといった補助循環装置などを備えています。
また、血管撮影装置やX線CT装置などにより得られた画像情報は、院内を網羅するネットワークにより診察室、病棟、インフォームドコンセントルーム等に迅速かつ円滑に配信されるシステムを整えています。
循環器系 X線診断装置
同時に2方向からの高画質撮影が可能な平面検出器(flatpanel detector:FPD)を搭載した、バイプレーンシステムの血管撮影装置です。特に冠動脈の慢性閉塞性病変の治療やカテーテルアブレーション(不整脈のカテーテル治療)に威力を発揮しています。さらに詳しく
全身用X線CT装置
体軸方向に64列の検出器をもつマルチスライスCTです。従来の装置より高速で高精細な撮影が可能であり、狭心症の原因となる冠動脈の狭窄を発見することができます。また、ASO(閉塞性動脈硬化症)の診断にも威力を発揮しています。
さらに詳しく
心臓用超音波診断装置
フルデジタル心臓循環器用超音波診断装置です。超音波で体の表面から心臓の形や大きさ・動きを見ると同時に血液の流れに異常がないかを調べます。
心筋梗塞、心不全、心臓弁膜症、心筋症、先天性心臓病などの診断に役に立ちます。
手術室
もともとあった手術室を心臓血管外科手術に対応できるように改修しました。人工心肺装置を配置し、すべての心臓血管疾患に対応できるようにしました。
さらに詳しく